割烹ニュー水無月

例の美味いカツオを喰わせる店にいってきた。人気店へ待たずに入るコツは開店時間にぴったり行くこと。なので、開店時間である11時30分に入店。駐車場に車はあったけれどおいらが一番乗りだったようだ。

割烹と名前がつくだけあって店構えもなかなか立派、1人で見える客は珍しいようで向こうは動揺してた。入り口に御前崎直送カツオがあるというので、御前崎朝送かつお定食2200円を注文。高い!鰻より高いよ!と思ったがおいらも大人なので表情1つ変えず仲居さんに注文した。注文の際、かつおへの薬味?としてニンニクかショウガどっちがよいかと聞かれる。摩り下ろしたものを付けて食うらしく、そういえば上司はニンニクが美味いといっていたっけ。ニンニクをチョイス。

1人なのでカウンター席、目の前に、背が低く色黒めがねの板前さんがちょこまか作業をしていた。ケースには卸したと思われる生のカツオの身がたくさん並んでいた。茶と黒カラーのかつおの身は確かにたいしたものだな。奥で女将がじっと仲居達を監視していた。気味が悪い。

そうこうしているうちに客がどんどんやってきて片っ端から座敷が埋まっていく。みんな4人以上でやってきてた。ファミリーに人気なのか。幸いカウンターには誰も座らない。

やがて大きなお盆に盛られたかつお定食が登場。大きくカットされたかつおが砕いた氷をしいた小さなたらいに山盛りとまではいかないけれど二人前の勢いで盛られていた。これはスゲエ。それにカニの半身が入った味噌汁と、大盛り気味のご飯と漬物、茶碗蒸しがつく。それにしてもたっぷりとしたかつおだった。一切れで口の中の半分以上は占められてしまうようなサイズなのよ。これにすりおろしたニンニクを載せ、醤油に浸してひょいと口に頬張る。冷凍刺身のようないや冷たさはなく、咀嚼応えのある弾力に満ちたかつおでありました。美味しい。確かにおいしいけれど量が多かったなあ。量半分、値段も半額にしてもらえると最高だったのになあ。福岡ならこの値段でどれだけ食えるだろうね。

清算時出てきた女将の無愛想ぶりと「ありがとうございました」言葉がなかったのが、ちょっとね。人気店なのであぐらかいている観満載でした。

ネットで評判を調べると、かつお定食より、ビックとんかつやジャンボエビフライ定食のほうが言及されているのが気になる。そっちのほうが美味いのか?